こんにちわ、CK不動産の久保です。
今回、みなさんにシェアしたい情報は、、、、
「違う年代&他人が互いに助け合いながら共生していく住み方」
です。
これを知ったのは、Yahoo!ニュースの記事です。
ひとつ屋根の下…高齢者と大学生が暮らす?【ひとつ屋根の下プロジェクト】
東京都・文京区で取り組まれているプロジェクトとのことです。
空いている部屋をリソース(資源)と捉え希望者に貸出し、お互い利益を享受する。
また、ヒトの気配を感じられるという安心感もお互い手に入れられています。
しかし、このプロジェクトの特筆する点はそれだけではありません。
このプロジェクトでは、空いているから貸す、という事ではなく、
【地域の行事に参加する事】を条件に、家賃を安く設定し貸し出しています。
これ、素晴らしい!!!と感心しました。
高齢化が進むと地域の担い手が減っていき、昔から行われてきた文化イベント、
たとえば餅つきだとか、お祭りだとかが継続できなくなる可能性が高くなります。
それに伴い日常的なマチとヒトの交流が徐々に途絶え、無機質なマチとなってしまうでしょう。
それにSTOP!!
マチの問題点を自分事と捉え、
現状に悲観することなく、
あるリソースをしっかり使い、
アイデアと行動で問題解決をめざす!
本当に素晴らしいな!と思います。
しかし、みんながみんなこのように思考&行動できるわけでもないですし、
眠ったままの勿体ない不動産(空き家やお部屋)が多いのも事実です。
この問題の解決方法の一つとしては、
「所有」と「活用」というものを切り離すことでなないかとCK不動産は考えます。
ひとつ例として会社と株主の関係が分かり易かなと思います。
会社を所有しているのは、株主です。
しかし、株主はその会社を経営し、収益を上げるわけではありません。
経営陣を雇い、活用し収益を上げて、株主自身の利益を確保するようにしているのです。
※全ての事例にあてはなるものではなく、イメージを掴んで頂くための説明です。
これと同様に、不動産の所有者は、それを活用してくれる第三者を見つけ、雇用、業務委託、業務提携を
行い、所有不動産の活用と収益化を図れます。
また、このひとつ屋根の下プロジェクトのように地域の課題解決方法を組み込むことも可能だと思います。
そのためにも、所有と活用の分離はとても重要ですし有効な手段だと思っています。
実際、CK不動産でもプロジェクトを立ち上げ、現在スタートさせています。
オーナーさんが相続したものの、遠方に住んでいてずっと空き家のままだったこの戸建。
とはいえ売却する気もなく、壊すかどうするか考えあぐねていらしゃいました。
そんな時にCK不動産をご紹介いただき、空き家再生と起業支援を同時に仕掛ける
プロジェクトを提案し、今回実現にむけて動き出しています。
この事例も先ほど書いた「所有」と「活用」を分離した事例です。
所有者であるオーナーさんがいて、それを企画活用するCK不動産がいる。
CK不動産企画運営で空き家だったこの物件を再生し、新しい入居者を募り利益化していくわけです。
- オーナーは、いままでゼロ円だった家賃収入が。
- 新しい入居者は、リスクを抑えた起業と営業できる場が。
- CK不動産は、企画管理運営費の収益が。
いままで空き家で、収益を一切産まなかった不動産が、所有と活用を分離したことにより、
このような利益を生み出すもの生まれ変われるのです。
またこの事例は、地域の方々にも開かれて空間として(飲食店やショップが入ります)活用する為、
マチとヒトを繋ぐ場としても活躍してくれるように仕立てています。
2つの事例を今回お伝えさせて頂きました。
どちらも共通しているのは、あるリソース=不動産をどう見立て活用していくのか?
そして、地域と不動産をどう結び付けていくのか?
という点ではないかなと思っています。
我々CK不動産も、超地元密着、を謳っておりますし、その覚悟で日々仕事させて頂いております。
一朝一夕とはいきませんが、マチの価値を高める行動をこれからも進めていきたいと思います。
・J-REC公認不動産コンルタント
29歳でアパートを新築し不動産投資をスタート。客付けから入居管理まで全て自分でこなし満室経営を蓄積する。
そのノウハウを賃貸住宅フェア2016@東京で公開し、377名もの聴講者を動員する。
現在はCK不動産を立ち上げ、空室対策のプロとしてコストをかけない様々な方法で大家さんの満室経営をサポートしている。